北緯45度―道北最後の秘境を護る。

湖畔林再生 湖畔林再生 湖畔林再生

失われた森を取り戻す…
―湖畔林再生―

湖畔林再生

クッチャロ湖の生態系に遠因する
湖畔林の再生に取り組んでいます。

クッチャロ湖に突き出す半島状の丘陵地。ここには名古屋の特殊鋼メーカー、大同特殊鋼㈱の社有林「クッチャロ 自然の森だいどう」があります。
この森は、およそ半世紀前に山火事で一部が消失。
その後成長力の旺盛なクマザサがはびこり、生物多様性の低い森となっています。
クッチャロ湖エコワーカーズは、大同特殊鋼㈱とともにこの森の環境林化促進のために活動しています。

湖畔林再生-目的イラスト

目的

一部がササ地化した湖畔林に
生物多様性を取り戻す。

湖畔林のササ地化エリアを豊かな森に戻すため、ササ地の環境林化促進事業を行っています。

現地の写真
湖畔林のササ地化エリア現地の写真
湖畔林のササ地化エリア現地の写真
湖畔林のササ地化エリア現地の写真
湖畔林再生-第1段階イラスト

1991〜2005 第1段階

地域在来の針葉樹を列状に植林し、
環境林化の礎を築く。

道北の寒冷な気候に強く、成長の早いアカエゾマツを列状に植林。現地の強い風から、これから生えてくる苗木を守るなど、様々な役割を期待しています。

現地の写真
第1段階の写真
第1段階の写真
第1段階の写真
湖畔林再生-第2段階イラスト

2007〜 第2段階

広葉樹の発芽・育成を促進し、
針広混交林化を促進する。

アカエゾマツの間のササを根こそぎ掻き起し、表土を露出。飛来種子や埋土種子の発芽を促しています。自然の再生力をサポートする”地かき“という手法です。また、補助的にミズナラやカシワなど、ドングリをつける落葉広葉樹の植樹も実施。落ち葉が土壌を豊かにし、ドングリが生き物を育む豊かな森づくりを目指しています。

現地の写真
第2段階の写真
第2段階の写真
第2段階の写真
湖畔林再生-目標イラスト

目標

多様な動植物の息づく
生物多様性豊かな森へ。

理想的な針広混交林を形成し、生物多様性豊かな森を取り戻します。

目指す森のイメージ
目指す森のイメージ写真
目指す森のイメージ写真
目指す森のイメージ写真
だいどうの森
大同特殊鋼社有林
クッチャロ 自然の森だいどう

土地を所有する大同特殊鋼(株)ともに、上記のササ地の環境林化促進事業など、森の再生・保全活動に取り組み続けています。2006年から現在(2021年7月)まで、累計24haのササ地の地かきし、広葉樹植林を行っています。

エコワーカーズのトラスト活動について