自然
日本とは思えない秘境が、ここに。
豊かな大自然がいまだ残された道北の地に、その湖はある。
湖の自然
クッチャロ湖は、かつてのオホーツク海が地殻変動によって囲い込まれて形成された海跡湖(かいせきこ)です。現在もオホーツク海とクッチャロ川という河川でつながっており、満潮時には海水が流れ込みむ、真水と海水の混ざった汽水湖(きすいこ)でもあります。この環境が様々な生物をはぐくんでいます。特に渡り鳥のコハクチョウにとっては、ロシア・シベリア地方からの渡りを行う際、日本の玄関口として機能しており、春と秋の渡りの季節には数千羽のコハクチョウが飛来する環境です。
周辺の自然
クッチャロ湖の周辺は牧草地帯が広がり、大沼側にはキャンプ場や水鳥観察館などの施設が整備されています。しかし、小沼側には昔ながらの湿原地帯が広がっており、タンチョウヅルの親子が生息するなど、豊かな秘境エリアがいまだ残されています。また、クッチャロ湖を小沼と大沼とに分断する中島の森にはヒグマやエゾシカ、キタキツネ、オジロワシといった希少な野生生物が数多く生息しています。この豊かな環境を味わえる観光ツアーにとして、クッチャロ湖エコワーカーズは様々なエコツアーを運営しています。
エコツアーについてはこちらをご覧ください。
http://ecoworkers.lomo.jp/ecoworkers/ecotour/